皆さんこんにちは。 よねるそんです。
ブログ初投稿になりますがよねるそん流の注目馬について解説していきたいと思います。
競馬予想の参考に少しでもなってくれれば嬉しいです。
それではさっそく解説していきます!
マイルCS 京都競馬場 芝 1600m (外回り)
今回舞台となる京都競馬場1600mについて軽く解説したいと思います。
スタートしてから700m直線が続き、バックストレッジ半ばから3コーナーにかけて上り坂になっており、ここでペースが一旦落ち着きます。スタートしてからの直線が長いので枠順的な不利はなく馬の純粋な枠相性が大事になってきます。上り坂を登り切ると残り800m。ここから下り坂になっており4コーナーを迎える。下り坂で我慢したい馬、下り坂を活かして加速したい馬、これらは京都競馬場での適正が求められます。ゴールの直線は約398m。上り坂から下り坂、直線ととてもタフなコース形態になっている。加えて今年の秋は雨が降り、内の馬場が荒れている。そんな今年の京都競馬場に合う馬柱をバッチリと見極めていきたいと思います。
出走馬
出走馬は全17頭
3歳馬の出走はありませんが今年も粒揃いなメンバーが揃いましたね。
難解ではありますがこれぞ競馬の醍醐味ってもんです!!
それでは本題の注目馬について解説させていただきます。
注目馬
まずは1頭目
今回よねるそんが一番注目しているのは ジュンブロッサム です。(想定6番人気)
まずは前走圧巻の走りだった【富士S】。
今回出走するソウルラッシュやセリフォスとマイルG1級の馬達が顔を揃えた前走だったがそんな強豪達に完勝を見せたジュンブロッサム。
2着ソウルラッシュも斤量58kgの前哨戦ということもあり余裕残しできてたもののレース内容は非常にいい内容だった。
この馬の課題でもあったゲートはすんなり出て8枠からスムーズに折り合い中段外めを追走。4コーナーでは外に出し上がり3ハロン33.1で差し切って完勝。
マイルCSに向け、ここは勝ちにきた友道厩舎。明らかに1段階馬のギアが上がったように感じた。
今回追い切り内容からも、もう1段階上げるというよりは状態キープなように感じるが前走の仕上げ具合から十分ここは勝ち負けになると思います。
3走前の【水無月S】は今回同様の舞台、京都1600mで完勝の内容だった。走破タイムも1:31.5と非常に優秀な時計だ。京都適正も高いと見ている。
そんなジュンブロッサムだが、良馬場で迎えるというのが大前提になってくる。陣営も言っているように重馬場は得意じゃない。良馬場で尚且つ真ん中〜外めの枠が欲しいところだ。
当日の天気や枠順とマイナス要素になる面も含んでいるが、現状この馬を最注目馬として上げたい。
続いて2頭目
先ほど名前が上がりましたが ソウルラッシュ です。(想定3番人気)
昨年の【マイルCS】は展開がバチこりハマったナミュールに差されてしまい惜しくも2着。タイム差なしと勝ちに等しい内容だった。競馬全体で見れば1番強かったと言えますね。勝ち馬のナミュールは藤岡康太Jの神騎乗でしたね。
そんなこの馬のストロングポイントは「持続力」でしょう。早い足を長く使え、まさに京都競馬場に合った脚質。
先ほどあげたジュンブロッサムに比べ弱点が少なく軸向きの1頭と言えるでしょう。雨も歓迎。
今年の【安田記念】は惜しくも3着。前走【富士S】も2着と、もう1パンチ足りない印象。この馬は安定性はあるものの決めてにかける分、うまく勝ちきれない印象。
ですが今回の【マイルCS】への本気度は追い切りからも感じられる。
(1週前)CW 81.4-65.9-51.4-36.5-10.8
(最終)栗東 坂路 53.8-38.8-24.9-11.9
今回は前走とは異なり、バッチリ仕上げてきたなという印象。陣営としてもなんとかこの馬でG1を勝ちたいという意気込みが伝わってくる。鞍上は団野Jと少し不安はあるがこの馬の初G1勝利のBIGチャンスとも言える。
枠順、天気に左右されない軸向きの馬としてこの馬も注目馬2頭目として上げさせていただきます。
続いて3頭目はよねるそんが大好きな馬エルトンバローズ です。(想定8番人気)
大好きと言いましてもよねるそんは好きと予想は別にして予想してます。好きでも根拠がなければ外します。
そんなエルトンバローズですがよねるそん昨年の【マイルCS】で本命◎にし、惜しくも4着と悔しい思いをしました。
昨年【マイルCS】は4着と一見良く見えますが、よねるそん的には悔しいですが完敗でした。
上位3頭には決めてで負け、ポジション的にもひっくり返らない着順だったと思います。時期的にもこの時期の3歳牡馬は斤量-1kgと厳しい条件だった思います。
その後は不振が続き2走前の【中京記念】でようやく3着と調子を取り戻しはじめました。メンバーレベルが低い中でしたが斤量59kgの中よく走ったと思います。
前走【毎日王冠】も大外枠から2番手で追走し3着と内容は申し分ない。しかもこの時のエルトンバローズはパドックでもかなり発汗しており状態は万全だったとは思えません。1着馬は斤量2kg軽いシックスペンス。2着馬は斤量1kg軽くハイレベル戦だった【天皇賞秋】で3着だったホウオウビスケッツ。相手関係や斤量面、状態面からも去年より上積みを感じられる内容だった。
しかし去年よりも今年はハイレベルと見ている。去年より成長は感じられるがここでは相手までの評価にしたい。
【安田記念】よりも上がりが掛かる京都で前目先行からの残りに期待したい。
ここからは人気馬の不安要素があり積極的には買いたくない馬の解説をします。
まずはブレイディヴェーグ(想定1番人気)
現状最強牝馬ではないでしょうか。そんなブレイディヴェーグがマイル路線に!
前走約1年ぶりだった【府中牝馬S】。1年ぶりとは思えない豪脚で差し切り見事1着。もはや成長してきている…。さすがはG1馬。あっぱれなレース内容だった。
一線級のマイラーが顔を揃えた今回の【マイルCS】。前走のラップは確かにマイル寄りの1800mでしたが、今回のメンバー中、一番点が遅い。つまり最後方からのレースが余儀なくされます。中段につけようものなら道中忙しく、おそらく最後に足は溜まってないでしょうね。
この馬の勝ちパターンは1つ 後方一気差し。これに尽きるでしょう。
昨年のナミュールのように流れる展開を最後方でじっと我慢する。そんなレース展開になれば可能性はあると思います。【エリザベス女王杯】の走りからも京都は間違いなく合います。ですがマイルの激流ラップに果たしてついて行って最後に豪脚が果たして使えるんでしょうか。
追い切り内容も非常に良いです。前走の好調をキープしてると思われます。
【マイルCS】は中距離走れるくらいの馬がいいとも言いますが、よねるそんは現状マイルへの不安要素がかなり大きい+1番人気になる今回、積極的には買いたくない1頭ですね。入れるとしても1番印の軽いところに入れることをオススメします。
これで勝たれたら脱帽です。
続いてナミュール です。(想定2番人気)
昨年の覇者ナミュール。この馬も強いですねぇ。
昨年の【マイルCS】では最後方一気差し。見事な勝ちっぷりでした。
しかしなぜ今回不安な人気馬に入れたかと言いますと、状態面の不安。そして昨年の展開です。
鞍上は今年大暴れ中のCデムーロJ。先週は見事なレースでしたね。
ドバイでも乗ってたこともあり鞍上の不安は全くありません。(しかし大暴れ中なので過剰人気)
昨年と異なり【安田記念】からの直行ローテとなった今回、追い切りからも本調子ではなさそうに見えます。
栗東 坂路での調整でしたが強めに追って終い12.0。
本来この馬の調子のいい時はラクラク終い11秒台で走ります。凡走した2走前の【ヴィクトリアマイル】ではまさに終い強めに追っても12秒台でした。
今回直行ローテーションは不安が残る調整内容に感じました。この先の香港も視野に入れてるのでは?
昨年も藤岡康太Jの神騎乗で見事勝ちましたが、今年は去年とはレース展開が変わると思われます。逃げ馬は今回バルサムノートくらいしか見当たらずスローかミドルのペースになると思われます。
CデムーロJは確かにトップジョッキーなのでうまくこなしてくる可能性はありますが現状、去年の再現性は極めて低いと思います。同脚質のブレイディヴェーグもいますしね。
もちろん一線級マイラーとして活躍してますし、バッサリ切ることはできませんが今回頭の馬券は買いません。
買っても相手までの評価かなと思います。
海外馬チャリンについては情報を整理していますが、かなり手強い相手になると思います。チャリン含め他馬は週末公開の最終結論にて話したいと思います。
枠順が楽しみですね。
今回長々と話してしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
週末に最終結論を投稿しますのでそちらの方もよろしくお願い致します。
よねるそん